*夏の食養生*
夏は一年の中でも最も身体が弱まる時期。
異常気象やコロナ過でさらに何かが過剰になったり過少になりやすそうですね・・
まず、夏が与える心身への影響について
●胃腸に影響しやすく体力、消化力、抵抗力が低下する
●蒸し暑い高温多湿な日本では熱の要素が蓄積、湿気のない地域は乾性要素が蓄積
消化力を整えることをとても大事にしているアーユルヴェーダからの視点でお伝えしたいことは・・・
よく、夏は「塩分をとる」「スタミナ食をとる」と耳にしますね(^^♪
なんと、上記ふたつとも工夫をして摂る必要がある、と言われています。でも、本質を知るとなるほど!に変わります。
まず、夏に避けたいものとは・・・・※取り過ぎないようにということです
●塩味・酸味・辛味の取り過ぎ
●油脂類の取り過ぎ
●スタミナ食→摂る時は工夫が必要
●消化に重いもの→少しなら逆にGOOD
●生もの
●酒類→赤ワインやサングリアは食前酒にGOOD
あいや~(:_;)なことありますよね・・これらは全て熱(火)と水の要素を乱すもの
上記の塩味は、塩は身体を温める温性が働きます。岩塩は余分な熱を上げることがないので、特に夏は岩塩GOOD
※辛味のポイントは少量
消化する力が弱い時には、辛味のスパイスは消化力を高め、さらに発汗が促され過剰な熱を出します。食欲不振時には、辛味の野菜がお勧め
スタミナ食について、暑いしエアコン冷えするし、けど外に出ると暑いし・・・を繰り返しやすいこの時期。
冷たすぎるものを取り過ぎ→消化する火を弱め消化力ない状態に
↓
スタミナ食を食べる
↓
消化力が追い付かず、未消化物(毒素)になる
↓
様々な不調に・・・
お白湯について
湯を沸かしたものがいい、とインプットされていると
体は熱を出したがっているのに、身体を冷やしたらいけないと熱い白湯を飲まれる方がいます。
この場合は白湯はさゆでも湯冷ましにしてみてください
体、ココロ(イライラ)がクールダウンを欲している時は飲み過ぎないよう水を飲むのがその時は正解なはず。
必要をとり、不必要を出す(やめる)
過剰、過少のバランスを整えるために
情報に惑わされず、その時の自分の乱れは自分のからだがバランスを調整するサインを教えてくれます(^^♪
そのサインを自分で正しく気が付ける、そんなノウハウは素敵な生き方(*^-^*)
穏やかな夏をお過ごしくださいませ★
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