基本コース★アビヤンガについて
以前にも紹介しましたAyurveda古典の有名な教え
【汚れた布を染めようとしても、キレイな色には染められない】
Ayurvedaの施術では前処置、中心処置、後処置とあります。
前処置は実際には3つあり、
1: 消化療法パーチャナ・カルマ
2: 油剤療法スネーハナ・カルマ
3: 発汗療法スウェーダナ・カルマ
本日は、Ayurvedaの代表的なアビヤンガについて‥
私達が日常の中で、知識や実践で十分に気を配って食事や行動など懸命に努力を続けても、
私たちの身体は、残念なことに1日毎の好ましくない老廃物を速やかにその日の内に体の外に排出し切ることは出来ません。
食・生活習慣の間違い、心配事・環境汚染などの数々の要因によって、体内に隠れた汚れは溜まってしまい、その汚れは、主な内臓や血管だけでなく、全身の末梢に至ります。
そうした胃腸からの末梢に広がってしまった汚れとなる不純物をいったん胃腸に引き戻し近くの出口から体外に出し、身体の内部にきれいな詰まりのない状態を取り戻すこと、
それがAyurvedaの施術の概念です。
いったん浄化された生理機能の効率がアップした身体は、体力と抵抗力が高まり、本来の心身バランスを取り戻し働きます。そこに良い食事やハーブなどにより得られるアンチエイジング効果は最大限です。
汚れた(布)身体をキレイにお掃除してから、良い(色)栄養を入れていく
大掃除の身体版というところでしょうか(^^)
※ 何をしても上手くいかない、という方は是非お試しください★
●アビヤンガ‥オイルマッサージ
アロマ等で使用するオイルとは全く異なる、自然植物100%アーユルヴェーダハーブオイル
オイルを毛並みに沿って心臓から離してゆく手技で全身にしっかりと擦り込む
約4分45秒程で深部まで浸透し、15分後には作用してゆくと説きます。
そうして、体内組織の老廃物を遊離させ、
●発汗をさせることによりその遊離物を便として腸管から体外へ出す準備をし出してゆく
理論です。
古典では次のような面白い教えがあります。
「乾燥した木切れでも、適切に油剤を用い、蒸気を加えられると曲げられるのだから、生きている人間が油剤と発汗で柔軟になるのは言うまでもないことである。」
日本のサロンでは、医療行為ではない前処置に値するマッサージと発汗、生活面の指導のみですが、深く生命力溢れるこの効果をじわじわとご体感くださいませ♪
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